[L-HT-217] 空気による強制冷却のモデリング

 

概要

モータの高出力密度化に伴い、部品温度の上昇は大きな問題となっています。磁気設計のみを行うと、熱設計の段階で仕様を満たさず手戻りが発生してしまいます。そのため、磁気設計の段階から冷却システムを含めた熱を検討することが必要不可欠になっています。
多くの産業用モータでは、冷却方式として、モータの軸に取り付けられたファンで空気を循環させる強制空冷が採用されています。JMAGでは、ダクトなどを通る空気によるこの強制冷却をモデル化し、各部品の温度変化を事前に予測することが可能です。
本事例では、誘導電動機内部の強制冷却を、異なる2種類のファンを用いてシミュレーションしました。結果として、ファンの流量による飽和温度の差異を確認することができました。

図1 対象モデル

図1 対象モデル
誘導電動機を対象として、2種類の異なるファンによる強制冷却解析を行います。ファンから出た空気は、ステータコアダクトとロータコアダクト、ギャップ部を通って反対側に抜けていきます。

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