概要
モータの温度管理は重要な課題です。PMモータの磁石は温度上昇によって減磁が生じ、高効率が失われてしまいます。自然空冷で十分に温度上昇を防げる場合は、複雑な液冷機構を設ける必要はありませんが、温度上昇による減磁が問題を起こす場合は、液冷機構を設けることもあります。オイルで直接モータを冷却する解析では、液面の流動までを考慮する必要が生じるため、メッシュを使った流体解析では計算精度が得られません。この場合は、粒子法に基づいた流体解析が必要となります。
JMAGとParticleworksの連携によってオイルによる冷却が評価可能になります。Particleworksは、プロメテック・ソフトウェア社によって開発された粒子法の流体解析ソフトウェアで、液体の流動解析で威力を発揮します。JMAGは発熱量の算出、磁石、コイル内部の熱伝導を解析します。
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