JMAGミニユーザー会 in 刈谷

JMAGユーザー会2019で発表したセミナーの中で特に反響が大きかったものを抜粋して刈谷地区で2020年2月4日(火)~5日(水)の2日間にわけてご紹介します。
また、誘導加熱に関しては、エムエスシーソフトウェア株式会社様のご協力を得て新規事例をご紹介します。
あわせて、ポスター全40種をミニ版にして、ポスターセッションも行います。
技術について語りあいましょう。

JMAGユーザー会にご参加できなかった皆様! ぜひご参加ください。

開催概要

主催 株式会社JSOL
日程 各日10:00~17:00(受付9:30~)ご興味のある時間だけでもかまいません。
会場 刈谷産業振興センター 604会議室
〒448-0027 刈谷市相生町1-1-6 (MAP)
定員 80名
対象者 JMAGにご興味がある方
JMAGをより活用されたい方
参加費 無料
申込〆切 開催日5営業日前

お申し込み

受付は締め切らせていただきました。お申し込みありがとうございました。

※同業他社及びその関係者の方は、お断りさせていただく場合がございます。予めご了承ください。
※記入された情報は本セミナーの運営、弊社からの情報提供以外には使用致しません。

プログラム

1日目:2/4(火)

時間 内容
9:30 受付
10:00 JMAG開発計画

配布資料
10:45 技術ディスカッション、ポスターセッション
11:00 JMAG-Designer Ver.19.0のご紹介

配布資料
11:45 昼食休憩
13:00 受付
13:10 誘導加熱セッション 事例紹介:JMAGとMarcの連携による高周波焼入れ解析
発表:エムエスシーソフトウェア株式会社 名古屋営業所 技術部 永井 亨氏

Marcは、エムエスシーソフトウェア社が開発・販売を行っている非線形有限要素解析プログラムです。
非線形構造解析機能を中心として、伝熱解析や拡散解析との連成解析機能、相変態材料モデルなど、金属部品の熱処理シミュレーションを行うために必要な様々な機能を搭載しています。
本講演では、Marcの機能概要をご紹介するとともに、JMAGによる誘導加熱解析とMarcによる熱-構造連成解析の連携により、歯車の高周波焼入れ解析を行った事例をご紹介いたします。
13:50 JMAGセミナー:誘導加熱解析のモデリングと高精度化
誘導加熱は電磁界と熱の相互作用があり現象は複雑です。誘導加熱システムには細かい温度管理や発熱部分の制御が求められており詳細な現象把握が必要になっています。JMAG-Designerは誘導加熱現象の中の電磁界と熱の挙動を正確に捉え、システムの設計に価値あるフィードバックを行います。本セミナーでは、モデル化の方法やJMAG V19の機能の紹介、複雑かつ大規模なモデルへの対策、今後求められる高度な解析まで幅広く事例を用いて紹介します。

配布資料
  • [W-SE-145] 高並列ソルバの性能評価(誘導加熱)
14:30 技術ディスカッション、ポスターセッション
15:15 振動解析セッション JMAGセミナー:電磁界解析と振動解析連成方法
JMAGのデモを通して連成解析の方法および結果評価等で必要な基本機能の説明を行います。

配布資料
16:15 技術ディスカッション、ポスターセッション
17:00 終了

2日目:2/5(水)

時間 内容
9:30 受付
10:00 JMAG-Designer Ver.19.0のご紹介

配布資料
10:45 効率マップセッション JMAGセミナー:モデルベース開発のための高精度効率マップの実現
低速低負荷運転から高速回転まで等、幅広い運転領域で高効率が求められるモータは、効率マップを用いてモータ性能が評価されます。モータを試作せずモデルベース開発を実現するには、効率マップに対しても非常に高い解析精度が要求され、なおかつ設計期間内に評価を終える必要があります。本セミナーでは効率マップ評価の要件となる、精度、時間、設計空間を具体的に定義し、事例を通してその実現方法について解説します。

配布資料
11:15 JMAGセミナー:効率マップ測定比較(アップデート)
シミュレーションベースの効率マップと実測の効率マップの比較を行い、全域で誤差1%未満で評価できていることが分かりました。(昨年の情報からアップデート致しました)2つの効率マップの差異および差異を生じている要因を分析しました。結果、PWMキャリアによる高調波鉄損と交流銅損の影響が比較的大きいことが分かりましたので、具体的に解説します。

11:45 昼食休憩
13:00 受付
13:10 損失セッション JMAGセミナー:鉄損解析概要と新機能
本セミナーではプレイモデル、1D法など損失解析の手法について手法の説明、比較を行いながら概要を紹介します。また、鉄損特性をパラメトリックに変更できることができるようになりました。この機能を用いて変調率の影響を考慮した事例を紹介します。

配布資料
13:50 JMAGセミナー:異常損渦電流損失のモデリングと課題
プレイモデル、1D法等、鉄損を高精度に計算する手法が導入されていていますが、残された課題は異常渦電流損失の扱いです。本セミナーではこれまで検討した異常渦電流損失の分離手法のまとめ、高周波および直流重畳状態への適用結果、実用化に向けて残された課題に関して紹介します。

配布資料
14:30 技術ディスカッション、ポスターセッション
15:00 最適化セッション JMAGセミナー:多制約・多目的最適化設計
電気機器が満足しなければならない要件は多岐に渡り、多くの場合、要件間に二律背反の関係があります。これら要件を満足するための最適設計では、多目的かつ多くの設計変数を定義することになります。限られた時間の中で効率よくかつ実務的に設計を進めるためには、大域的な探査と局所的な探査を組み合わせて行う必要があります。そのための、多目的最適化とパラメトリックスタディの使用方法について説明します。

配布資料
  • [W-OP-119] 多目的・多制約最適化問題に対する大域的設計探査の自動化の試み
15:40 技術ディスカッション、ポスターセッション
16:10 最適化セッション JMAGセミナー:トポロジー最適化 NGnetと密度法
JMAG V18にてNGnetを利用した磁気回路のトポロジー最適化機能をリリースしました。NGnetを適用することで、オンオフ法のメリットである大域的探査は行える一方で、最適解を得るまでに多くのケース数が必要になります。JMAG V19では、密度法をリリースし、例えば空気と鉄の中間状態と作りながら局所的にトポロジーを更新していくことで、局所探査を素早く行えるメリットがあります。両手法の使い分けについて、事例を通して説明します。

配布資料
  • [W-OP-125] 密度法を用いたトポロジー最適化とその計算コスト
17:00 終了
ポスターセッション配布資料
  • [W-MB-123] MBDにおけるモデル精度
  • [W-SE-126] ズーミングによる大規模詳細モデルの計算高速化と適用限界
  • [W-MU-127] JMAG-Express Onlineにおける熱等価回路モデリング
  • [W-MB-129] JMAG-RTシミュレーション実行速度向上
  • [W-OP-131] 材料非線形性の考慮とその精度
  • [W-SE-132] 三次元ソリッドモデルの自動メッシュ生成の高速化
  • [W-SE-133] 中小規模モデルを対象としたターンアラウンドタイムの削減
  • [W-MA-137] 異常渦電流損失のモデリング
  • [W-HU-139] 多ケース計算における並列計算と同時実行数の関係
  • [W-MA-141] 回転機AC損モデリング
  • [W-MO-144] 磁石のモデリング

注意事項:
※本セミナーは事前登録制です。
※昼食のご用意はございません。
※プログラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※同業他社及びその関係者の方は、お断りさせていただく場合がございます。予めご了承ください。

最少開催人数/開催中止について

お申し込みが2名に満たない場合は中止させていただく場合がございます。
また、講師の急病、事故、交通機関のストライキ、台風や地震等のため、やむを得ず休講または日程変更することがあります。予めご了承ください。
その際は改めてご連絡申し上げます。

キャンセルについて

準備の都合上、お申込みの取り消しはセミナー開催初日の5営業日前までとさせていただきます。

お問い合わせ

こちらのページからお問い合わせください。

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