2017年12月 JMAG-Designer Ver.17.0をリリースしました。
JMAG-Designer Ver.17.0では、多ケース計算、最適化計算、大規模計算に関してパフォーマンス改善を実施しています。JMAG-RTで任意モデルが追加されました。
解析作業をスムーズに実行するために、ぜひ最新のJMAGを業務にご活用ください。
ご不明点やご感想、リクエストなどJMAGサポートまでお知らせください。
注目機能
多ケース計算、最適化計算
設計案の評価は特定の特性だけでなく、広く実際の動作範囲全体の特性を捉える必要があります。そのため多ケースの計算が必要になります。また広域での最適化計算を行う際も多数ケースの計算が必要になります。
多ケース計算を実施するには分散処理が有効です。Ver.17.0では主に分散処理にかかる時間を改善しました。
分散処理実行時間の短縮 |
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形状成立率の改善 |
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計算前のポスト設定 |
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大規模計算
コイル内の渦電流や周囲の構造材に生じる漂遊損失など詳細な解析を行う際には大規模モデルを扱うことになります。
Ver.17.0のMPPソルバーや時間周期補正機能改良により大規模モデルも短時間で計算可能です。また自動メッシュの制御性を高めることで精度・収束性改善が可能になりました。
領域分割法MPPソルバーの正式リリース |
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時間周期補正機能のカバレッジ拡大 |
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ロバストなICCG収束判定方法 |
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部品ごとのメッシュ生成手法 |
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空間の要素サイズ制御の改善 |
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積み上げメッシュの生成成功率向上 |
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多部品を持つモデル作成時の速度向上 |
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JMAG-RT
任意の回路トポロジを持つ様々なアプリケーションの制御検討で、FEAベースの高精度なプラントモデルを使用可能になりました。
任意モデルへの対応 |
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ドキュメント
JMAGの新機能の使い方、サンプルデータをご用意してます。JMAGの様々な機能をぜひともお試しください。
- 機能チュートリアル
- JMAGアプリケーションカタログの追加
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