昨年に続き、人とくるまのテクノロジー展2019 名古屋に今年も出展します。
5月の横浜開催と同様、JMAGブースでは、電気自動車をはじめとした駆動用モータのモデルベース設計・開発を軸に、6月リリース予定のVer.18.1のデモと話題の解析技術、事例を大量のドキュメントを元に最新のJMAG情報を皆さまにご紹介します。
ブースも4コマと広がり、カフェスペースも用意しています。
ぜひお立ち寄りください。
開催概要
主催 | 公益社団法人自動車技術会 |
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会期 | 2019年7月17日(水)~7月19日(金) |
会場 | ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場) |
ブース | 小間番号150 |
URL | https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/ |
主な展示
電動化におけるキーコンポーネントであるモータに要求されるのは、コンポーネントとしての高い性能だけでなくシステムとの高い整合性です。
シミュレーションを活用したモデルベース開発はモータ開発においても必須になりつつあります。
モータ設計で高い実績をもつJMAGがモデルベース開発のための新しいワークフローを提案します。
また、それに関連した、解析技術、事例を大量のドキュメントを元にご紹介します。
モデルベース開発
電動車両では駆動用モータの効率が車両の燃費に直結します。そのため、高精度なモータモデル、制御モデルを用いた効率マップの評価が重要です。
電磁界解析ソフトウェアJMAG を用いて、3Dモータモデルに対する詳細な効率マップを自動的かつ高速に生成、検証するワークフローを提案します。
最適化
トポロジー最適化によるロータ形状の設計例を紹介します。目的関数はトルク(最大化)とトルクリプル(最小化)のとし、多目的最適化を行いました。ON/OFF法により設計領域の材質をパラメータ化することで、従来のパラメータ最適化では見つけることができない複雑な形状を探し出すことができます。
損失
機器の小型化や省エネルギーを実現するため、モータに対する高効率化や小型化への要求は高まっています。
その要求実現のため、損失解析のニーズは高まっており、鉄損を始め、PWMキャリア由来の高調波損失、磁石渦電流損、交流銅損、漂遊負荷損、異常渦電流損失など様々な損失を評価するための技術をJMAGは日々開発し続けています。
今なお進化し続けている損失解析技術について、豊富なドキュメントで紹介します。
モータ設計
JMAGはモータの解析に絶対の自信をもっています。
モータは100年の歴史を持つ成熟機器でありながら、今日でも性能向上を目指して激しい技術競争が繰り広げられており、FEAは欠かすことのできない設計技術です。
JMAGには設計者のアイディアを即座に試すことのできるパラメータベースのモータ設計支援ツールJMAG-Expressがあります。モータタイプやパラメータを振った大域的な設計探査が可能です。
大規模モデル計算
自動車や電気機器の設計に許される時間は、年々短くなっています。設計業務の時間を短縮するための一つの方法として解析ソフトウェアが多く利用されています。
速度は精度と信頼性に直結します。機器内部の現象の詳細把握や設計空間を調べるための大量計算には高速な処理が欠かせません。
JMAGは計算アルゴリズムの開発、チューニングにより高速化への取り組みを続けています。
解析時間短縮のため、HPCソリューションを強化し、高並列ソルバー、GPUソルバーを提供しています。
マルチフィジックス
近年ニーズの高まりを見せているマルチフィジックス。JMAGは誘導加熱装置設計のための磁界-熱連成解析機能や電磁騒音対策のための磁界-振動解析機能を実用化し、ユーザーに提供しています。
また、より広範なニーズに対応するために各解析分野のCAEベンダーと提携し、使いやすい環境の構築と整備を進めています。
どのような分野で使われているのか、多くの事例からご確認ください。
解析手法
電気機器設計において、許される設計期間の中で最良の製品を作るために解析ソフトウェアが利用されています。
高い性能が要求される中で高精度な分析が必要になっている今、処理時間短縮はソフトウェア利用者の強い希望です。
JMAGでは、様々な解析手法により時間短縮を実現します。あなたに有益な解析手法を探してみてください。
配布資料
- [L-MO-77] JMAG-ExpressとJMAG-RT Viewerでモータ概念設計
- [L-MO-89] モータ設計ツールJMAG-Express
- [L-OP-109] トポロジー最適化を用いた新しいアイデアの探索
- [L-SE-117] 不整合メッシュへの対応
- [JAC008] アキシャルギャップ形モータの基本特性解析
- [JAC122] IPMモータのインダクタンス解析~実測で得られるdq軸インダクタンス~
- [JAC181] SRモータの駆動特性解析
- [JAC219] アキシャルギャップ型モータのコギングトルク解析
- [JAC222] 不完全着磁磁石の不可逆熱減磁解析
- [JAC225] 可変磁石メモリモータの誘起電圧解析
- [JFT068] 3相同期モータのdq軸電流指定
- [W-MA-21] ヒステリシスと渦電流分布を考慮したSRモータの鉄損解析
- [W-MA-76] 加工歪を考慮した電磁界・鉄損解析のための材料モデリング手法
- [W-MO-85] 高調波損失を考慮した効率マップ評価
- [W-MA-87] プレイモデルによるマイナーループ損失の精度検証
- [W-MA-100] 高精度損失評価のための電磁鋼板詳細解析手法
- [W-SE-101] 並列計算によるモータ渦電流の詳細解析
- [W-MB-102] モデルベース開発とシミュレーションによるモータ効率マップ評価方法
- [W-SE-113] プラントモデルを活用した定常状態の解析
- [W-MO-114] 効率マップの測定比較
- [L-MO-105] モデルベース効率マップ開発のシステム設計(速度優先モード)
- [L-MO-106] モデルベース効率マップ開発の試作・性能評価(精度優先モード)
- [L-MO-108] 制御を考慮したモータの性能評価
- [L-MU-110] JMAG-RTモデルを用いた制御連成解析の早期定常化
- [L-MO-115] 誘導機のモデルベース効率マップ開発
- [JAC031] 圧入の締め代による応力の影響を考慮したIPMモータの鉄損解析
- [JAC059] PWMを考慮したIPMモータの鉄損解析~直接連携~
- [JAC087] 焼き嵌めの冷却による応力の影響を考慮したIPMモータの鉄損解析
- [JAC157] ギャップ磁束境界を用いたIPMモータの永久磁石渦電流解析
- [JAC217] 三相誘導電動機の効率マップ作成
- [JFT047] JMAG-Designerで電流制御をモデル化したモータの高調波損失計算
- [JFT058] JMAG-Designerを用いた効率マップの作成(速度優先)
- [JFT060] 実測したヒステリシスカーブの加工
- [JFT069] モータの高調波損失計算におけるJMAG-RTモデルを利用した早期定常化
- [JFT070] JMAG-Designerを用いたPMモータの効率マップ作成(精度優先モード)
- [JFT081] JMAG-Designerを用いた誘導機の効率マップ作成(速度優先モード)
- [W-OP-119] 多⽬的・多制約最適化問題に対する⼤域的設計探査の⾃動化の試み
- [L-OP-03] JMAGで行う多目的最適化
- [L-OP-34] JMAGからMATLAB最適化エンジンを利用する
- [L-OP-107] 極数、スロット数をパラメトリックに変更可能な巻線エディタ
- [JAC223] 高回転時の応力を考慮したIPMモータの多目的最適化
- [JFT030] 寸法を設計変数としたケース追加(パラメトリック解析)
- [JFT038] MATLABを使用したJMAGの自動化
- [JFT057] トポロジー最適化の実行方法
- [JFT062] 形状テンプレート(Python)による形状作成方法
- [JFT063] 極数、スロット数を設計変数としたモータのパラメトリック解析実施方法
- [JFT066] 巻線エディタを用いたコイル設定
- [JFT075] 寸法多目的最適化計算の手順
- [JFT076] 複数のスタディを用いた形状最適化実行方法
- [W-MO-23] 永久磁石モータの振動/騒音の実測と解析モデルの構築
- [W-VI-97] 実機と解析モデルで剛性を合わせるための相関解析
- [L-MU-07] 専用ツールとの連携によるマルチフィジックス解析
- [L-MU-91] JMAG/Romax Nexus連携によるEVドライブラインのNVH解析
- [L-MU-93] JMAG/Adams/Simulink連携による車両走行シミュレーション
- [JAC018] IPMモータの熱解析
- [JAC138] SRモータの振動解析
- [JAC226] SPMモータの振動特性解析
- [JAC251] オルタネータの振動解析
- [JFT022] 多目的ファイル出力ツールによる物理量のファイル出力