国立大学法人 東京工業大学
Tokyo Institute of Technology
基本情報
国立大学法人 東京工業大学
工学院 電気電子系
千葉・清田研究室
教授 千葉 明 氏
アプリ―ケーション:モータ、ベアリングレスモータ
種別:SRモータ、リラクタンスモータ、誘導機、PMモータ
産業分野:自動車、電気機器
研究室のご紹介
東京工業大学 千葉・清田研究室では次世代モータの開発をテーマにSRモータ、誘導機などの自動車駆動用モータや磁気浮上ベアリングレスモータの研究をされています。千葉先生はベアリングレス・リラクタンスモータへの貢献によりIEEEニコラ・テスラ賞を受賞され、研究室では様々な国から留学生を迎え第一線の研究に取り組まれています。
その中でJMAGは磁気設計を中心にモータ制御、振動騒音評価にも使われています。また誘導機など計算規模の大きい問題に対してクラスタを使った多ケースの計算やGPUソルバを使った3次元計算も活用されています。JMAGユーザ会2017年、2018年には自動車駆動用誘導機にJMAG-RTモデルを活用・評価いただいています。
JMAGを利用した研究テーマ
- 集中巻オープン結線シンクロナスリラクタンスモータの零相電流制御
- SRモータのベクトル制御による騒音・トルクリプル低減
- 巻線切替によるフラックススイッチングモータの効率改善
- デュアルモードリラクタンスモータのインバータ構造の改善
- デュアルモードリラクタンスモータのシンクロナスリラクタンスモータモードにおける出力および効率向上
- アキシャルギャップ型SRモータを用いた1軸能動制御型ベアリングレスモータのトルク密度向上
- デュアルモードリラクタンスモータの回転子形状最適化による低速領域での効率向上
- 自動車駆動用IPMSMの騒音低減
- 反磁性体を利用した制御不要の非接触磁気支持のベアリングレスモータ
- Electro-dynamic axial magnetic bearing
- Improvemets of single drive bearingless motor
JMAGを使用した論文リスト
年度 | 大学名 | 論文タイトル |
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年度 | 大学名 | 論文タイトル |
JMAGを使用して受賞した受賞名とその内容
- 田中悠雅:2022年電気学会産業応用部門大会YPC優秀論文発表賞,「IPMモータにおける6次・12次高調波電流重畳による騒音低減」, 2022年電気学会産業応用部門大会, Aug. 2022.
- 大澤圭輝 : 2021年電気学会マグネティックス/モータドライブ/リニアドライブ合同研究会優秀論文発表賞部門表彰「反磁性体を用いた磁気軸受の浮上力計算と測定及び比較」
- 熊代明:2021年電気学会産業応用部門大会YSP優秀論文発表賞,「高速ロータが磁気浮上する磁気ギアードモータにおけるスロット構造と磁気支持力の調査」, 2021年電気学会産業応用部門大会, Aug. 2021.
- サンフアンフアンチエクトル:2021年電気学会産業応用部門大会YSP優秀論文発表賞,「9相極数切替誘導モータにおけるトルク特性と効率向上の検討」, 2021年電気学会産業応用部門大会, Aug. 2021.
JMAGを使用した研究内容が掲載されている学会誌(学術雑誌)、書籍(科学出版物)発行等
- L. Chen, A. Thabuis, Y. Fujii, A. Chiba, M. Nagano, K. Nakamura, “Principle and Analysis of Radial-Force-Based Swirling Actuator for Low-Speed High-Torque Applications“, IEEE Transactions on Industry Applications, Vol. 58, No. 2, pp. 1963-1975, Jan. 2022
問い合わせ先
国立大学法人 東京工業大学
工学院 電気電子系
千葉・清田研究室
〒152-8550
東京都目黒区大岡山2-12-1 東京工業大学南3号館607号室
教授 千葉 明 氏
E-mail:staffbelm.ee.titech.ac.jp