お客様各位

お問い合わせやWEBでよく閲覧されている解析事例を定期的に紹介しています。
本日は、12月にリリースを予定しているJMAG-Designer Ver.20.0にあわせて作成したアプリケーションカタログをいち早くご案内します。

JMAG-Designer Ver.20.0 Beta版をご用意しています。
リリース前に動きを確認されたいかたは、ぜひサポートサイトからV20ライセンスを申請ください。
JMAG-Designer Ver.20.0のご紹介


274 – NdFeBボンド磁石を使用したSPMモータの熱減磁解析

NdFeBボンド磁石のように減磁曲線上でクニック点が見えづらい磁化特性を有する場合は、直線近似による減磁曲線の再現は困難となります。
点列を用いて減磁曲線を正確に表現することによって、減磁による諸特性への影響を高精度に考慮することができます。
本日は、NdFeBボンド磁石を用いたSPMモータの熱減磁解析を行い、ロータ磁石の温度を変えたときのトルク波形や、磁石内部における減磁率の分布への影響を評価した事例をご紹介します。

減磁曲線

図1に今回使用したロータ磁石の減磁曲線を示します。青線は60(deg C)時の特性、赤線は140(deg C)時の特性を示しています。また、破線が2直線近似で得た減磁曲線で、実線が実際の減磁曲線を点列でプロットしたものです。
2直線近似によって得られた減磁曲線は、実際の減磁曲線に対して誤差があることがわかります。このことから、示した2種の減磁曲線を用いて熱減磁を考慮した場合は両者の結果に差が生じることが考えられます。

モータ特性への影響

相電流振幅5(A)、進角80(deg)の通電条件で駆動中に、磁石温度を60(deg C)→140(deg C)→60(deg C)にしたときの減磁率及びトルク特性への影響を検討します。
図2と図3に不可逆減磁後のロータ磁石の減磁率をコンターで示します。減磁率は加負荷・加温前の磁石の残留磁束密度に対する変化量として定義しました。減磁曲線を2直線近似したものと、実際の減磁曲線を使用した場合とで差が生じていることがわかります。

モデルデータのダウンロードには、JMAGライセンスID(MSFXXXXX)が必要です。

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