お客様各位

お問い合わせやWEBでよく閲覧されている解析事例を定期的に紹介しています。

新年おめでとうございます。
2021年最初の今週のアプリケーションカタログをお届します。

また、文末のInformationでもご紹介する「ミラー先生のモータ設計学び直しWEBセミナー」も8回目をむかえました。
今回は、仕様とサイジングの方程式以外はほとんど何もないところから設計していきます。
どの様に定義をしていくのかぜひご覧ください。


231 – シンクロナスリラクタンスモータのベクトル制御シミュレーション

シンクロナスリラクタンスモータ(以下、SynRM)の駆動時は電磁鋼板の磁化特性の非線形領域を使用するため、インダクタンスも非線形的な挙動を示します。これより、線形理論式に沿った計算手法では精度の高いプラントモデルを作成することができません。
JMAGでは、モータが含有する磁気飽和特性や空間高調波を考慮した詳細で実機に即したプラントモデルを作成できます。
本日は、SynRMのJMAG-RTモデルを制御/回路シミュレータへ取り込んで、電流と速度を制御する回路シミュレーションをご紹介します。

制御回路

制御回路を図1に示します。指令値は回転数600(r/min)とd軸電流-5(A)としており、電圧指令値がインバータを介してモータに接続されています。

回転数波形、d軸電流波形

JMAG-RTモデルと理想モータモデルの回転数波形を図2、d軸電流波形を図3に示します。
両者とも、指令値に落ち着いていることが分かります。また、立ち上がりに関しては両者の挙動に違いがあることが分かります。

コイル電流波形、トルク波形はこちら
モデルデータのダウンロードには、JMAGライセンスID(MSFXXXXX)が必要です。

【追加更新】ミラー先生のモータ設計学び直しWEBセミナー

モータ設計の権威であるミラー先生による「モータ設計学び直しWEBセミナー」を公開しています。
モータ設計初心者から、設計・解析熟練者まで、皆様にご覧いただける内容です。

[Vol.008] Preliminary Design of a 3-phase Induction Motor (Part 1: Stator)
誘導電動機の設計の第1部を紹介し、次回第2部を紹介します。
今回は、仕様とサイジングの方程式以外はほとんど何もないところから始めて、少しの常識と経験を活用して設計していきます。
固定子と回転子の両方の基本サイズを決定し、巻数、並列回路の数、およびワイヤサイズを含む固定子巻線を定義しました。

コラムもぜひご覧ください!