
本日は、「今週のアプリケーションカタログ」と、「任意間隔で補間したヒステリシスカーブの作成」についてご紹介します。
今週のアプリケーションカタログ
お問い合わせやWEBでよく閲覧されている解析事例を定期的に紹介しています。
[JAC202] 電力用変圧器のコア漂遊損失解析
概要

解析では面内渦電流をとらえるために積層構造を考慮する必要があります。
コア漂遊損失を低コストで精度よく求めるため積層構造を材料特性に異方性をもたせることでモデル化します。
短絡試験時のコア漂遊損失を評価し、コア表面の局所的な発熱について検討しました。
渦電流損失密度分布、ヒステリシス損失密度分布
コアの渦電流損失密度分布を図1、ヒステリシス損失密度分布を図2に示します。巻線端部からの漏れ磁束の影響が大きいことが分かります。


磁束線図、磁束密度分布、渦電流損失密度波形など事例の詳細はWEBページをご覧ください。
JMAGご契約ユーザーはモデルデータをご利用いただけます。
ライセンスIDをご用意の上、アクセスください。
※「JMAGライセンスID」または「ユーザーID」をお持ちでない方で、本内容にご興味のある方は以下のページよりお知らせください。
ユーザーIDのご登録も、以下ページの「ユーザーID登録」より申請いただけます。
お問い合わせはこちらから
JMAG-Designer Ver.21.1で搭載された機能をシリーズでご紹介します。
今回は「任意間隔で補間したヒステリシスカーブの作成」です。
プレイモデルで考慮できるマイナーループの分解能を向上しました。
測定したヒステリシスカーブを補間して計算に使用することができるため、磁界解析において、より振幅の小さいマイナーループを捉えることができます。
音声付きの動画をご用意いたしました。ご興味のある方はぜひご覧ください。
誠に勝手ながら、弊社オフィス移転に伴い、ユーザーサポート業務等を一時停止いたします。
ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
オフィス移転に伴うサポートサービス停止期間
2022年9月22日(木)15:00 ~ 2022年9月26日(月)12:00
詳細は以下のページをご確認ください。
- 実測で得られた電圧や電流を解析に使用することはできますか。
- 巻鉄心など部品内で積層方向が変わる場合の設定方法を教えてください。
- RTモデル作成にかかる時間を短縮したいです
- 速度優先効率マップで得られた電流振幅・位相・回転速度を過渡応答解析に入力すると結果に乖離が生じます。
- 対称境界面を一気に選択できる方法はありますか。