今週のアプリケーションカタログ (PWMを考慮したIPMモータの鉄損解析~変調方式の違いによる評価~)

お客様各位

お問い合わせやWEBでよく閲覧されている解析事例を定期的に紹介しています。
本日は、新作のアプリケーションカタログをご紹介します。


[JAC286] PWMを考慮したIPMモータの鉄損解析~変調方式の違いによる評価~

概要

IPMモータの制御にはPWM制御が広く用いられており、電流がキャリア高調波を含むことにより鉄損が増加します。制御方法には様々な方式があり、目的や用途に応じて変調方式が選択されます。変調方式により電流のキャリア高調波成分が変化します。

IPMモータの高効率化のためには鉄損の把握が不可欠であり、変調方式も考慮し精度よく鉄損を評価する必要があります。制御を考慮した磁界解析シミュレーションを用いると、PWM制御のキャリア高調波を考慮した鉄損を把握することができます。
ここでは、PWM制御の変調方式を変えたときの鉄損への影響を評価します。

電流波形

PWMの3相変調と2相変調の電流波形を図1、電流の周波数成分を図2に示します。
ここでは、PWMインバータのキャリア周波数である6,000(Hz)近辺の成分を比較します。3相変調と比べて2相変調のキャリア振幅が大きくなっています。

鉄損など事例の詳細はWEBページをご覧ください。

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WEBページ更新と連携解析事例のご紹介
近年、電気機器設計の高度化が求められていますが、磁気回路単体での設計には限界があり、構造・振動や熱、制御など同時に多面的な評価が必要となります。
一つのCAEソフトウェアに固執するのではなく、それぞれの物理現象を得意とするソフトウェアをつなげて連成解析を行う方が効率的と言えます。
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今回は、AVL List Gmbh.様の事例です。
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03/15-17 電気学会全国大会

電気学会全国大会に出展いたします。
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