お客様各位

お問い合わせやWEBでよく閲覧されている解析事例を定期的に紹介しています。
本日は、2月に内容を更新した事例をご紹介します。


[JAC279] IPMモータの冷却を考慮した熱解析

概要

EV/HEV駆動用モータは高トルク領域や高出力領域などで動作します。そのような動作点で駆動させる場合、損失を熱源とし部品温度が上昇します。

通常の空冷では耐熱温度を超えてしまうため、ウォータージャケットやATFを使用した冷却設計が行われます。熱等価回路を組み合わせることで冷却や部品間の熱抵抗を考慮した解析が可能です。
ここでは、熱等価回路を用いて冷却を考慮した3相IPMモータの熱解析を行い、コイルの温度変化を確認します。

冷却仕様

冷却仕様を図1に示します。
ウォータージャケットはステータ上部の90(deg)分に配置しています。
ATFプールはステータ下部の90(deg)分に溜まるとします。
ハウジング、コイルエンド、シャフトは熱等価回路内でモデル化します。

熱等価回路、コイルの温度変化など事例の詳細はWEBページをご覧ください。

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JMAGオープンインタフェースプログラム

WEBページ更新と連携解析事例のご紹介
近年、電気機器設計の高度化が求められていますが、磁気回路単体での設計には限界があり、構造・振動や熱、制御など同時に多面的な評価が必要となります。
一つのCAEソフトウェアに固執するのではなく、それぞれの物理現象を得意とするソフトウェアをつなげて連成解析を行う方が効率的と言えます。
JMAGでは、よりよく連携ができるようサービスを向上してまいります。どうぞご期待ください。

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また、同ページでは、毎週、ユーザー会講演資料から事例を紹介してまいります。
今回は、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構様の事例です。
上記ページよりアクセスしご覧ください。

3/1開催「誘導加熱シミュレーションセミナー」参加申し込み受付中!

愛知県刈谷市にて「誘導加熱シミュレーションセミナー」を開催いたします。

誘導加熱による焼入れは、表面硬化の方法として優れるだけではなく、CO2排出量削減の観点からも期待される手法であり、今後更に普及が見込まれています。
しかし、均一もしくは局所加熱等の加熱要求や電源の制約など、多数の条件を満たすコイル形状を探索することは簡単ではありません。

本セミナーでは、シミュレーションによる誘導加熱コイルの設計事例を示し、目的に応じたモデリング方法を紹介いたします。
また加熱コイル設計の自動化が求められてきているため、JMAGの最適化機能の紹介と解析事例についても紹介いたします。

詳細・お申し込みはこちら


おかやまものづくり大学「磁界解析セミナー ~基礎と応用~」
(オンライン)岡山県外の方も参加いただけます!

岡山県工業技術センター主催のセミナーにて、JSOLが発表します。

「JMAGでできることと、高精度な磁界解析についての紹介」
JMAGでできることの基本的な説明と、モータの動作領域における各種損失分布についての実測比較結果を紹介します。

本セミナーはオンライン開催です。
ふるってご応募ください。

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